決算の数字を拾ってみました

アニュアルレポート(年次報告書)から決算の数字を拾ってみました。2017年、2018年の数字は予算ベースです。

グラフにしたのは、年度の収益合計にある「受取会費」の項目の数字です。おそらく加盟登録料はここに含まれると思われますが、2014年度に大きく落ち込んでいます。

また、その後の推移も右肩下がりで、2017年度、2018年度の決算が気になります。財政面の健全化が求められるというのも納得できます。

ボーイスカウト 会費の減少です
ボーイスカウト 会費の減少です

※2018年度予算 – 正味財産増減予算書(平成30年4月1日から平成31年3月31日まで)
※2017年度予算 – 正味財産増減予算書(平成29年4月1日から平成30年3月31日まで)

日本連盟の財政状況は、平成24年度の値上げから6年で累積赤字が1億2,500万円、平成 30年度の予想赤字額が8,400万円で合計2億円以上の累積赤字になるということです。

http://nagoya101.com/yuyu/2018.04.pdf

加盟登録料の改定 7年ぶりに値上げされるようです

以前の加盟登録料の値上げを調べていたら、来年度に再度値上げが検討されている事実に行き当たりました。2012年(平成24年)に値上げされていますので、実施されれば7年で再値上げということになります。

3月19日に開催された日本連盟の臨時理事会で決議され、4月20日付けで加盟各団の団委員長宛てに書面で通知されています。2019年(平成31年)分の加盟登録時から適用されるようです。以下が値上げ後の金額です。

内訳 現行 値上げ後
2,000 2,000
2,000 2,000
指導者 5,000 8,400
スカウト 3,000 4,000

減免措置がいくつか検討されているようですが、大半の加盟員には上記の金額が課せられることになりそうです。スカウトは3割アップ、指導者に至っては7割増しということになります。

団の全体ではどれくらいの負担増になるのか、以下の標準団を例に計算してみましよう。教育規定に基づいて定義しましたが、ベンチャーは20名、ローバーは30名とあるところを現実的な数字を踏まえて各10名としています。

標準団 例
ビーバー 隊長 1
副長 2
スカウト 20
カブ 隊長 1
副長 2
スカウト 24
ボーイ 隊長 1
副長 2
スカウト 32
ベンチャー 隊長 1
副長 1
スカウト 10
ローバー 隊長 1
副長 1
スカウト 10
団委員 5
合計 18 96

2019年(平成31年)以降(予定)

では、値上げ後に団が全額負担したらいくらになるでしょう。

内訳 人数 登録料 合計
1 2,000 2,000
5 2,000 10,000
指導者 18 8,400 151,200
スカウト 96 4,000 384,000
合計 547,200

2012年(平成24年)以降

現行の金額は以下の通りです。値上げ後は、約40%のアップとなります。

内訳 人数 登録料 合計
1 2,000 2,000
5 2,000 10,000
指導者 18 5,000 90,000
スカウト 96 3,000 288,000
合計 390,000

2011年(平成23年)以前

ちなみに、2012年の値上げ前の金額を計算したのが以下です。値上げ後は3倍の金額ということになりました。

内訳 人数 登録料 合計
1 0 0
5 1,000 5,000
指導者 18 1,500 27,000
スカウト 96 1,500 144,000
合計 176,000

2018年の夏には新制服の切り替え期限を迎えますので、買い替えを躊躇している方も多いはず。加盟登録料の値上げが加盟員の減少につながることは過去の例からも明らか。果たして、どんな影響が待ち受けているのでしょう。

参照:ボーイスカウト福島連盟